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欲望の翼
欲望の翼 (JUGEMレビュー »)

熱帯のジャングルを俯瞰するあの緑色の風景は、飛び続ける『脚のない鳥』の視線のようだ。じわりと汗をかいた男女が、サッカー競技場の売店で『1分間の友人』になる、それは『永遠に続く1分』の始まりだった・・・。

私がレスリー・チャンに激しく恋をするきっかけになった1本。ここから香港映画にのめりこみ、今もレスリーと香港に恋をし続けている。あなたにも、『あの1分』の魔法を、是非。
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フランソワーズ・サガン逝く
今、テレビでサガンが亡くなったというニュースを聞いてびっくり。
今から関連ニュース探しに行ってくる。

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フランソワーズ・サガンさん死去
69歳 スキャンダル数多く


【パリ=共同】ベストセラー小説「悲しみよこんにちは」や「ブラームスはお好き」で知られるフランスの女性作家フランソワーズ・サガンさんが二十四日夜(日本時間二十五日未明)、ノルマンディー地方オンフルールの病院で心臓疾患のため死去した。六十九歳。この数カ月間、入退院を繰り返していた。 

本名はフランソワーズ・クワレーズ。フランス南部ロート県カジャルク生まれ。一九五三年、十八歳の時に七週間で「悲しみよこんにちは」を執筆して翌五四年に出版、フランスの批評賞を受賞した。五年後には世界二十数カ国で翻訳され、四百万部のベストセラーとなった。

継母の家庭への侵入で父親との親密な関係が崩れる娘の心情を描いた同作をはじめ、ブルジョア階級の倦怠(けんたい)感を室内楽のような軽快な文体で描き、一躍流行作家となった。三十数作の小説、十数点の戯曲がある。

私生活では二度結婚、子供もいるが、二度ともすぐ離婚。五七年には猛スピードでスポーツカーを運転中に事故を起こしたり、カジノ賭博やアルコール依存症を経験。九〇年代には麻薬の不法所持や常用で何度か有罪判決を受けたほか、旧国営石油会社エルフ・アキテーヌからの資金提供の脱税事件で禁固一年の執行猶予判決を受けるなどスキャンダルにつきまとわれた。晩年は自宅を売却するなど困窮した生活を送った。

(東京新聞ホームページ 9/25夕刊 カテゴリ国際より引用)

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フランスではマルグリット・デュラスが逝き、そしてフランソワーズ・サガンが。偉大な才能がひとつまたひとつと去っていく時、言い知れない喪失感を私達は味わう。1度も顔を合わせたことなく、この耳で声を聴いたこともないけれど、著作を通してサガンの魂と会話した人々は世界中に居る。私もそのひとりだ。

この先もうサガンの新作が生まれることはない。ひどく残念だ。しかし、彼女と同じ時代に生きた偶然は、素晴らしい贈り物だった。今日はサガンの初めての作品を読み返そうかと。彼女が世界にプレゼントした、一つ目の忘れ難い衝撃。


悲しみよ さようなら
悲しみよ こんにちは
天井のすじの中にもお前は刻みこまれている
わたしの愛する目の中にもお前は刻みこまれている
お前はみじめさとはどこかちがう
なぜなら
いちばん 貧しい唇さえも
ほほ笑みの中に
お前を現す
悲しみよ こんにちは
欲情をそそる肉体同士の愛
愛のつよさ
からだのない怪物のように
誘惑がわきあがる
希望に裏切られた顔
悲しみ 美しい顔よ

エリュアール「直接の生命」

(小説「悲しみよこんにちは」の冒頭に掲げられている詩)
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